戸籍における氏名、性別については原則として出生届けの際に記入された内容に基づき、この条項を死ぬまで継続することになっています。ただし、婚姻の際に相手の戸籍に入る場合には事実上の養子縁組となるため相手方の戸籍に入り氏も相手の戸籍の物となります。このように戸籍における氏名や性別は出生届けのさいに記載された内容をそのまま継続して使用することが通例となっています。
しかし、社会生活を営む上で戸籍上の氏名、性別では著しい不都合が生じると裁判所が認めた場合には、裁判所の判断を以ってその内容を変更することができます。事実、沢山の変更の例が認められています。
一番多いのは、両親が離婚したことによる氏の変更許可です。特に離婚し母親に引き取られた子供の場合には親と子が性が異なったりすると学校などで何かと不便ですし、離婚歴があることが周囲にあからさまになりいろいろな問題が生じることから、この際には市の変更許可をすることが多いのです。
その他、戸籍訂正許可として最近多いのが性同一性障害による戸籍の変更申請です。これは本人が動物学上の性別に対し心理的な性別が異なる場合に著しい社会生活における不利益を被ることが大きいと判断されており、最近の判例では認められることが多い戸籍訂正許可の事例です。

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